V型エンジン編

V型エンジンは、シリンダーを左右交互にV字型に配置したレイアウトで、クランクシャフトの長さを短縮できるので、多気筒化した時にエンジンをコンパクトにする事ができます。

2本のシリンダー列をバンクと言い、両バンク間の挟み角をバンク角と呼び、バンク角が異なる事で、エンジンの出力や振動などの特性が異なり、自動車では大排気量エンジンに採用される事が多く、ターボチャージャーやスーパーチャージャーなどの過給機とも相性が良く、組み合わせて搭載される事もあります。

また、シリンダーブロックやクランクシャフトを短く設計でき、スペース効率に優れており、剛性面で有利な事から、8気筒以上のエンジンに採用される事が多いのが特徴です。

シリンダーヘッドが両バンクに分かれているので、吸排気系などのシステムを両バンクに振り分ける必要があり、構造が複雑になり、吸排気のレイアウトが制限される事があり、各バンク毎に排気管をまとめると、不等間隔爆発による排気干渉を起こすことがあります。

種類は2気筒から24気筒まであり、自動車では、過去に16気筒を搭載した車種がありますが、現在では12気筒が最高気筒数になり、高級車や高級スポーツカーなどに搭載されています。

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