水平対向エンジン編

水平対向エンジンは、1本のクランクシャフトを挟み、シリンダーを左右方向に水平に配置したレイアウトで、対になる気筒間のクランクシャフト位相角は180度としており、ピストンとコンロッドを軸対称的に動作させる事によって、対になる気筒同士が振動を打ち消しあう特徴を持っています。   
また、振動特性に優れたクランクとシリンダー形式のエンジンであり、バランスウェイトが不必要な事から、クランクシャフトの形状は短縮でき、軽量化が可能になります。

シリンダーヘッドが左右バンクの両端となり、燃焼室が離れているレイアウトになるため、吸排気系、燃料供給装置、点火系装置などの取り回しが複雑になり、全幅が大きくなるので、車体への搭載時に制約を受ける事があります。

また、吸気系はエンジン上部に配置し、排気系はエンジン下部に配置する構造のため、エンジン搭載位置が高くなる傾向にあり、エンジン単体の低重心であるメリットを生かせない場合があります。

気筒数は2気筒から16気筒まであり、現在販売されている自動車では4気筒と6気筒が搭載されており、2つのメーカーで生産されており、オートバイでも2気筒や6気筒などが搭載されている車種があります。

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